「コインチェックはどういう取引所?」
「コインチェックは業界No.1の取引所と比較してどういう特徴があるの?」
「コインチェックのお得な利用方法を教えて!」
そんな悩みを解決します。
仮想通貨投資歴3年の”あかつき”です。コインチェックはシンプルなサイト設計で使いやすい。いつもお世話になっています
ぜひ最後までお読みいただき、仮想通貨の世界を思う存分楽しみましょう!
令和2年5月の資金決済法改正により、「仮想通貨」から「暗号資産」に法令上の呼称が変更されています。ですが、本記事では伝わりやすさを考慮し、ビットコインなど通貨として扱われているものは『仮想通貨』と呼んでおります。ご了承ください
手数料=サービスの対価
仮想通貨取引で利益を得るためには、手数料などのコストを抑えることが確実な方法です。
そのため、手数料の安い取引所を利用することが重要になります。
仮想通貨取引では、取引手数料、送金手数料、入出金手数料などの手数料がかかります。
これらの手数料は、取引量や取引回数などで金額は異なるものの、取引のたびに必ず発生するので利益を大きく左右する可能性があります。
取引手数料が1%の場合、10万円の取引で1,000円の手数料ですよね?
そうですね。仮に10万円の取引で1万円の利益を得たとしても、手数料を差し引くと、利益は9,000円になってしまいます
したがって、仮想通貨取引で利益を得るためには、手数料の安い取引所を利用することが重要です。
手数料も比較して、自分に合った取引所を選びましょう。
仮想通貨取引の手数料とは
仮想通貨取引の手数料とは、仮想通貨の購入や売却、送金、入出金などを行う際にかかる費用のことです。
手数料の種類は、大きくは「取引所手数料」、「送金手数料」、「入出金手数料」の3つに分けられます。
- 取引手数料:仮想通貨の購入や売却を行う際にかかる手数料。取引所や銘柄によって手数料率は異なる
- 送金手数料:仮想通貨を別の取引所やウォレット(財布)へ送金する際にかかる手数料
- 入出金手数料:日本円などの法定通貨を仮想通貨取引所の口座に入金したり、仮想通貨を日本円やその他の法定通貨として出金する際にかかる手数料
同じ名目の手数料でも、取引所や銘柄によって異なる点に注意しましょう!
極力手数料は抑えたいもの。ですが、手数料はサービスの対価でもあります。
手数料を抑えたがために、セキュリティが脆弱では安心できませんし、アプリなどの使い勝手も気にしておきたいところです。
また、物価高の時代ですので、いま手数料無料の取引所でも、今後は手数料が上がる可能性があります。
手数料はサービスの対価という意識をもち、提供されるサービスに満足できるか?をしっかりと意識しましょう!
コインチェックの手数料は高い?の答え
コインチェックは2023年(最新版)のオリコン顧客満足度で第9位に位置しています(2023年12月3日時点)。
2022年度のランキング7位から少し後退していますが、2019~2021年にはアプリDL数No.1を誇る人気の仮想通貨取引所として、その名前を見かける機会も多いと思います。
仮想通貨ブログではおススメ取引所としてよく見かけますが、意外と顧客満足度では順位が低いんですね。手数料はどうなんですか?
顧客満足度1位のGMOコイン
手数料項目 | コインチェック | GMOコイン |
---|---|---|
取引所手数料 | Maker*:0.0~0.5% Teker*:0.0%~0.1% | Maker:ー0.01~ー0.03% Taker:0.05~0.09% |
販売所手数料 | 無料 | 無料 |
入金手数料(日本円) | [銀行振込]無料 *金融機関ごとの手数料はお客様負担 [コンビニ入金] ・3万円未満:770円 ・3万円~30万円以下:1018円 [クイック入金] ・3万円未満:770円 ・3万円~50万円未満:1018円 ・50万円~:入金額×0.11%+495円 | [振込入金]金融機関手数料はお客様負担 [即時入金]無料 *対象となる金融機関が限られている |
出金手数料(日本円) | 407円 | 無料(大口出金:400円) |
暗号資産/入金手数料 | 通常:無料 | 無料 *送付元で手数料発生の場合はお客様負担 |
暗号資産/送金手数料 | 銘柄による | 無料 |
積立手数料 | 口座振替手数料:無料 サービス利用手数料:無料 | 無料 *銀行口座からの自動引き落とし非対応 |
取引所(現物)の取引板に出ている指値注文について売買が成立した際に、その指値注文を出していた取引参加者を「Maker」と呼び、その相手方となる注文を発注した側を「Taker」と呼びます(Makerは受取り、Takerは支払い)
入出金手数料が少し高いですか?
GMOコインのクイック入金がお得に見えますが、対象となる金融機関が限られているので、どちらが便利か?というところですね
- 全体的な手数料は業界人気No.1に見劣りしない
- 注目すべきは「Coincheakつみたて」が口座振替に対応し、振替手数料も無料である点
コインチェックとは?特徴3選
「コインチェックの手数料が高い」というキーワードから仮想通貨における手数料を解説しましたが、ここからはあらためてコインチェックがどういう取引所か紹介したいと思います。
会社設立 | 2012年8月 |
サービス開始 | 2014年8月 |
アプリDL数(累計) | 415万DL(2021年6月末時点) |
本人確認済み口座数 | 174万口座(2022年9月末時点) |
取扱い銘柄数 | 27銘柄(2023年10月現在) |
仮想通貨取引以外のサービス | ・Coincheckつみたて ・Coincheckでんき ・Coincheckガス ・貸暗号資産サービス ・Coincheck NFT ・IEO(Initial Exchange Offering) |
コインチェックの概要
コインチェック(Coincheck)は、2014年に設立された仮想通貨取引所です。
2018年に悪質なハッカーによるサイバー攻撃を受け、580億円以上の仮想通貨ネム(NEM)が取引所から流出させてしまったことをご存じの方も多いと思います。
仮想通貨の世界を揺るがす大きな事件の後、コインチェックは東証一部上場企業のマネックスグループの傘下となりました。
徹底的にセキュリティ対策を見直し、現在は安全かつ快適なサービスを提供する取引所として、多くのユーザーが支持しています。
使いやすいスマホアプリ
コインチェックのスマホアプリは仮想通貨取引所のアプリDL数No.1を記録したこともあり、その使いやすさに関する口コミも多く、高い評価を受けています。
また、二段階認証によるセキュリティ機能によって、ユーザーはどこにいても安全に取引を行うことが可能です。
ひとつ注意点を上げるとすれば、スマホアプリが取引所に対応していないため、スプレッドを回避した取引をするにはパソコンサイトからの利用が必要な点です。
NFTのマーケットプレイスを運営
コインチェックはNFT(ノンファンジブルトークン)市場にも積極的に参入しています。
たとえばThe Sandboxのゲーム内で使用する「土地」や「アイテム」などをユーザー同士で交換・取引できるマーケットプレイスを運営しています。
最近ではサッカーJ1の「セレッソ大阪」のNFT取り扱いも話題を集めています。
新規銘柄採用に積極的。国内初上場も
コインチェックは新規銘柄の採用にも積極的で、市場の動向とユーザーの需要を常に分析し、様々な新しい仮想通貨やトークンを取り扱いリストに追加しています。
2023年はIMX(Immutable X)やラップドビットコイン(WBTC)といった、国内初上場となる銘柄の取扱いを開始しています。
多少手数料は高い部分もありますが、新たなサービスを展開するためにしっかり還元してくれているとも言えますね!
コインチェックの注目サービス
NFTのマーケットプレイスを運営したり、新規銘柄を積極的に採用するなど、「仮想通貨」の取引について新たな楽しみ方を提案してくれているコインチェック。
それ以外にも、多種多様なサービスを展開しています。
Coincheckでんき
「Coincheckでんき」は電気料金の支払いを「現金払い」か「ビットコイン払い」にするサービスです。沖縄電力管内と離島以外の全国で対応していて、次の2通りのプランから選択します。
- 電気料金を現金で支払うと、料金の最大7%をビットコインで還元
- 電気料金をビットコインで支払うと、料金の最大7%を割引
Coincheakガス
「Coincheakガス」はCoincheakガスと同様、ガス料金の支払いを「現金払い」か「ビットコイン払い」にするサービスです。
- ガス料金を現金で支払うと、料金の最大3%をビットコインで還元
- ガス料金をビットコインで支払うと、料金の最大3%を割引
こちらは「東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県」のうち『東京ガス(都市ガス)』を利用しているユーザーと、「愛知県・岐阜県・三重県」のうち『東邦ガス(都市ガス)』を利用しているユーザーが対象となります。
どちらのサービスもビットコインを貯める仕組みとして、またはビットコインを決済利用する仕組みとして、非常に面白い取り組みですね!
貸暗号資産サービス
「貸暗号資産サービス」は、ユーザーから暗号資産を一定期間預かり、期間満了後に利用料を追加して払い戻すサービスです。
- 対象はコインチェックの全取扱銘柄
- 貸出期間は14日間・30日間・90日間・365日間から選択可能
暗号資産取引は常に行われていますので、価格の変動を見極めて売買することで利益を上げることができますが、一日中チャートと睨み合うのは難しいですよね。
積極的な売買に頼らない中長期的な目線で、手持ちの貸暗号資産を増やすサービスとして多くのユーザーから支持されています。
とってもお得!Coincheakつみたて
僕はコインチェックが提供する「Coincheakつみたて」は素晴らしいサービスだと感じています。
なぜなら、「指定口座から自動で口座振替」で入金の手間が無く、なおかつ「振替手数料が無料」だからです。
設定しておくだけで「決まったタイミングで同じ金額」による、いわゆる「ドルコスト平均法」により積立していく、という仕組みです。
- 月々1万円から積立可能
- 時間分散によるリスクを抑えた投資が可能
- 自動口座振替で手間いらず、振替手数料も無料
ドルコスト平均法のため価格変動による利益機会の損失などはありますが、少額からスタートでき、時間分散によって平均購入価格も抑えられます。
ですので、中長期的な投資・資産形成を前提にしている人には注目のサービスといえますね!
手数料が最優先!ならGMOコインが無難?
「やっぱり手数料を抑えて、仮想通貨取引を楽しみたい!」という人には、オリコン顧客満足度1位を獲得しているGMOコインですかね。
ただ、コインチェックは言うほど手数料高くありませんし、直感的に使いやすい。GMOコインも、手数料取るべきところは当然取ります。
がっつり解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ:上手に活用しよう!
「コインチェックは手数料が高い?」というキーワードから、オリコン顧客満足度No1であるGMOコインとの比較、仮想通貨取引の手数料解説、コインチェックの特徴あるサービスまで幅広く解説しました。
- 仮想通貨をわかりやすく購入したい人
- 仮想通貨を取り入れた生活をいち早く体験したい人
- 「Coincheakつみたて」で気軽に堅実に資産を増やしたい人
仮想通貨取引所の口座開設・維持費は無料ですし、複数開設して、目的やスタイルに応じて使い分けるのが一般的です。
「百聞は一見に如かず」、ぜひ口座を開設して仮想通貨の世界を楽しみましょう!