「クアンタム(QTUM)はどういう通貨?」
「クアンタム(QTUM)の将来性は?」
「クアンタム(QTUM)の取引におススメの取引所を教えて!」
そんな悩みを解決します。
本記事では仮想通貨クアンタム(QTUM)の特徴・将来性、クアンタム(QTUM)の取引におススメの取引所を解説しています。ぜひ最後までお付き合いください。
仮想通貨投資歴3年の”あかつき”です。私もクアンタムに注目している一人です。
ちなみに、クアンタム(QTUM)を取引するなら私の一番のオススメはCoincheck。コインチェックはクアンタム以外にも銘柄が豊富で、「コインチェックつみたて」など堅実に資産を増やすサービスも充実。
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クアンタム(QTUM)とは?
クアンタム(QTUM)ってどういう仮想通貨なんですか?
ざっくり言うと、ビットコインとイーサリアムのいいとこどりの通貨で、ハイブリッドなところが特徴ですね!
クアンタム(QTUM)は、ビットコインの安定性とセキュリティの特徴を保持しつつ、イーサリアムのスマートコントラクトと互換性を持つと言われています。
クアンタムは、仮想通貨の2大巨頭の持つ長所をうまく融合させ、ひとつのコインとして実現することに成功した仮想通貨です。
ですが、日本国内でクアンタムを扱っている取引所はCoincheckなど限られており、今後取り扱う取引所が増えることで、認知の高まりから価格が上昇する期待があります。
本記事はクアンタム(QTUM)の魅力を「シンプルにわかりやすく」解説しています。この記事を読めば、仮想通貨クアンタム(QTUM)の魅力をより理解することができます。ぜひ最後までお付き合いください。
令和2年5月の資金決済法改正により、「仮想通貨」から「暗号資産」に法令上の呼称が変更されています。ですが、本記事では伝わりやすさを考慮し、ビットコインなど通貨として扱われているものは『仮想通貨』と呼んでおります。ご了承ください
クアンタム(QTUM)の概要
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | クアンタム(QTUM) |
シンボル・通貨単位 | QTUM |
時価総額ランキング | 27位・約4427億円(2023年11月現在) |
購入できる場所 | GMOコイン |
公式サイト | https://qtum.org/ |
セキュリティと柔軟性のバランス
クアンタム(QTUM)はビットコインとイーサリアムのいいとこどりでハイブリッドな通貨と言ってましたが、どういうことですか?
ビットコイン(BTC)の『堅牢性』『匿名性』と、イーサリアム(ETH)の『柔軟性』というところでしょうか
ビットコイン(BTC)はブロックチェーン技術を用いた世界初の仮想通貨として誕生し、そのブロックチェーン技術は高い堅牢性と匿名性を維持できる仕組みとして、後に誕生する仮想通貨に大きな影響を与えています。
特に、その後に誕生したイーサリアム(ETH)は、ビットコインのブロックチェーン技術に加え、契約などの自動実行機能である「スマートコントラクト」の機能を有することで、プラットフォームとしても大きな影響を与える存在となりました。
クアンタムはビットコインの安定性と堅牢性に基づくセキュリティの特徴を持ち、イーサリアムのスマートコントラクトと互換性を持つことに成功した仮想通貨と言われ、より幅広い用途に対応することが期待されています。
クアンタム(QTUM)の特徴
ビットコインとイーサリアム、両方の「いいところ」を兼ね備えていると説明しましたが、ここでは具体的にその内容を見ていきます。
UTXOによる高い匿名性
クアンタム(QTUM)は残高管理の方法として、ビットコインと同様の「UTXO」という仕組みを採用しています。
仮想通貨は法定通貨(円・ドル)のように、実物(紙幣・硬貨)があるわけではありません。銀行預金と似たようなもので、「誰の口座にどの通貨がいくらあるか」がデータとして記録されているだけです。
UT(ユ〇クロのTシャツ)とXO醤?
UTXO=Unspent(未使用)・ Transaction(取引)・ Outputの略ですよ
ビットコインやクアンタムは、ウォレットに残高のデータそのものを記録しているのではなく、UTXOで残高が管理されています。
UTXOとは「ユーザーに紐づけられた分割不可能なコインの塊」で、この塊の取引内容を追跡することで、現在の残高を割り出しています。
分割不可能なコインの塊?
では、「1万円札で5千円の買い物をした」場合と、「1BTCで0.5BTCの買い物をした」場合で比較してみましょう
現金で買い物した場合
紙幣や硬貨にはさまざまな種類があるので、ちょうどの金額を準備したり、大きい金額の紙幣・硬貨を払ってお釣りをもらうのが現金取引の流れです。
仮想通貨で買い物した場合(UTXO)
UTXOによって、ユーザーが所有しているBTC数(この場合1BTC所有と仮定)は分割不可能なブロック情報として記録されています。
分割不可能ということは、現金取引のように必要な金額(この場合、0.5BTC)だけを支払うことはできないということを意味します。
処理の流れを追ってみましょう。所有している1BTCは分割できないので1BTCを支払えば、当然お釣りは0.5BTCになり、店舗はお釣りを準備する必要があります。
現金取引であれば0.5BTCをお釣りとしてユーザーに手渡すだけなんですが、実は簡単ではありません。ここで重要なのが「匿名性」です。
匿名性によって、ユーザーのウォレットアドレスは店舗に通知されません。ですが、店舗はユーザーにお釣りを返す必要があります。
そこで、お釣りの0.5BTCを受け取るためのアドレスが生成され、ユーザーに通知される仕組みになっています。
UTXOは一連のこの流れで残高を管理しているので、ユーザーの残高が適切に管理され、かつウォレット情報などの重要な保護すべき秘密を守れる仕組みとなっています。
一見すると複雑ですし、現金に比べて面倒くさく見える構造ですが、悪意ある第三者からの追跡が困難なため、高い匿名性を維持できる方法です。
仮想通貨は不安だ!という人も、UTXOなど、どういった方式で残高の情報管理をしているか?という目線で見るのもいいでしょう
スマートコントラクトを実装
クアンタムはイーサリアムのスマートコントラクト技術を組み込んでいます。
スマートコントラクトは、事前に定義・設定しておいた条件が満たされることでプログラムが実行され、契約行為や価値の移転など、従来は人の手が必要だった取引を自動的に行うことができる仕組みです。
また、ブロックチェーン上の取引は閲覧が可能で、透明性が高いのも特徴です。
スマートコントラクトによって、不動産や自動車の販売など、仲介者が必要だった取引が当事者だけで完結します。第三者の介入が不要なため、情報の秘匿性も担保できますし、実行も非常にスピーディです。
クアンタムはビジネス向けを想定しているので、まさにスマートコントラクトはなくてはならない機能ということですね!
アカウントアブストラクトレイヤ
また長ったらしいカタカナが…
AALはクアンタムが独自開発したんですよ!
実はUXTOの複雑な残高管理と、スマートコントラクトの自動契約履行の相性はよくありません(多くの処理を実行しながら多くの情報を記録する、というのは確かに大変そうですね)。
そしてこれが、ビットコインとイーサリアムの融合の障壁であったとも言えます。
クアンタムはUTXOとスマートコントラクトの橋渡しを行う「アカウントアブストラクトレイヤ(AAL)」という技術を独自で開発しています。
AALによってビットコインのメリット(安全性・匿名性・スピード)を維持しながら、スマートコントラクトを実現しました。
そういった『技術力の高さとアイディアがある』というのが、クアンタムとクアンタムの開発者たちの素晴らしさとも言えます。
ライトウォレットで動きが軽い
AALの実現により、必要なデータ容量を抑えることに成功したクアンタムは、『ライトウォレット』を採用しています。
イーサリアムではブロックチェーン上の関連するすべてのデータをダウンロードする必要があり、ライトウォレットに対応できません。
ですが、クアンタムはAALによって情報を軽くしているので、ライトウォレットを利用することができるのです。
ライトウォレットを利用できるということは、データ(いわゆるストレージ容量)の軽さ、ダウンロードなど動作スピードの裏付けでもあります。
ライトウォレットはスマホやタブレットでも使用できるため、利用のしやすさは今後の流通拡大への足掛かりとして期待できます。
クアンタム(QTUM)のチャート・価格推移
チャートを確認してみましょう(2023.11.24 5時30時点)
クアンタムのプロジェクトが注目を集めた2018年前後は大きく価格を上げましたが、全体を通して400~500円台というのが、相場全体の評価となっています。
クアンタムは一時の盛り上がりと比較すると、若干低調に見えます。ですが、2024年はビットコイン(BTC)の半減期と言われており、BTCの希少性が高まります。
現にBTCは価格上昇の兆しを見せており、そこから仮想通貨全体に価格上昇の波が広がっていくことが期待されています。
その波に乗って、クアンタムも価格上昇が期待できます。今が底値とも言えますので、早めに準備しておくことがオススメです。
クアンタム(QTUM)の将来性
クアンタムは将来性がある仮想通貨ですか?
仮想通貨に限らず話題性がないと注目されないんですが、実力はある通貨なので将来性はあると考えています。
創設者と開発陣の技術面への信頼
クアンタムはパトリック・ダイ氏によって創設されました。パトリック・ダイ氏といえば、経済紙フォーブスで『30歳以下の若手起業家の一人』にも選ばれたことでも知られています。
今やIT起業家として有名なダイ氏ですが、もともと中国の大手IT企業アリババのエンジニアでもあり、仮想通貨に長く関わる最古参のエンジニアでもあります。
また、クアンタムの開発環境にも目を向けてみると、クアンタムのブロックチェーンはGoogle社のクラウド上で利用できるようになっています。
2018年にはAmazonのウェブ部門であるAWSとも提携しており、今後も大手との提携が見込まれます。何より、そういった提携を呼び込める事実が、クアンタムの明るい材料と言えます。
ビジネス用途に強い
クアンタムはなぜ、ビットコインの「堅牢性」「匿名性」とイーサリアムの「柔軟性」を持つ必要があったのか?それは単純に仮想通貨としてのスペックを高めたかったのではなく、ビジネスで利用することを意識していたからです。
クアンタムはビジネスに必要な
- セキュリティ面
- サプライチェーン管理
- 契約の自動実行
を実現でき、そのレベルの高さはGoogleやAmazonとの提携にも裏付けられます。
またクアンタムはライトウォレットを採用しています。UTXOによる厳重な管理と、安全性を高めつつもデータ容量を軽くできるという点は、スマホやタブレットでも利用が可能となり、在宅ワークや外出先からでも容易に利用できるメリットがあります。
クアンタムはビジネスシーンでの高い実用性を備えており、その良さに気づく企業が増えていくことで、さらなる利用拡大が期待できます。
雑に言えば「結論:伸びしろが多い」
結局のところ、「話題性が乏しい」とか「良さを理解されていない(理解できていない)」というところが大きく作用しているというのが結論です。
- GoogleやAmazonなど、現代社会に欠かせない企業と提携している
- ビジネスシーンを想定したコンセプトで作られた仮想通貨
- スマホやタブレットなど、モバイル端末利用を想定している
実は国内の様々なエリアで「データセンター」の建設が進んでいます。用途としては「クラウドとしてのデータ管理」や「マイニング」など様々ですが、国内でもweb3がますます発展していくことが想定されます。
クアンタムを創設したダイ氏もそうですし、提携しているGoogleやAWSもですが、常に世界は最先端を行っています。
国内企業は追従する姿勢を鮮明にしていませんが、データセンターの建設ラッシュが一段落した際には、一気にweb化の波が私たちの生活を一変させるかもしれません。
そんなとき、「GoogleやAmazonと提携しているクアンタムは、急速に私たちの生活に入り込んでくる可能性は否定できない」と考えています。
クアンタム(QTUM)の買い方
クアンタムの買い方ですが、僕はCoincheckの利用をおススメしています。
コインチェックはクアンタム以外にも銘柄が豊富で、「コインチェックつみたて」など堅実に資産を増やすサービスも充実。
投資で利益を上げるには、しっかりと足下を固めることが一番の近道です。
まだ口座開設をしていない、という方はぜひCoincheckに口座を開設してみましょう!
まとめ:話題になってからでは遅い!
クアンタム(QTUM)はビットコインとイーサリアムのいいところ取りのハイブリッドな仮想通貨。にもかかわらず、注目度が低いというところに投資チャンスがあると言えます。
気になる方はぜひ、Coincheckに口座を開設してみましょう。今回は以上です。