「テゾス(XTZ)ってどういう特徴があるの?」
「テゾス(XTZ)のステーキングってどういうこと?」
「テゾス(XTZ)のステーキングまでの流れを教えて!」
そんな悩みを解決します!
テゾスとは?
テゾス(XTZ)って、あまり聞かないですがどういう仮想通貨なんですか?
ビジネスや政治など、どちらかというと実務的な部分で使われることが期待されているみたいですね。少し調べてみましょう
テゾスは、2017年にローンチされた、スマートコントラクトや分散型アプリケーション(DApps)の開発に適したブロックチェーンプラットフォームです。独自の技術を採用しており、スケーラビリティや安全性、アップグレード性などの面で優れた性能を発揮することが期待されています。
そんなテゾスですが、特徴として以下の3つが挙げられます。
- スケーラビリティ
- 安全性
- アップグレード性
これらの特徴から、テゾスは、CBDCの基盤として採用される可能性が高いと言われています。CBDCは、中央銀行が発行するデジタル通貨であり、近年、各国で導入に向けた検討が進められています。
CBDCを運用するブロックチェーンには、スケーラビリティや安全性、アップグレード性などの要素が求められており、テゾスはこれらの要件を満たすと考えられます。
また、テゾスは、ステーキングによってXTZを保有するだけで報酬を得ることができるため、収益化を目的とした投資家にも注目されています。
このように、テゾスは、スケーラビリティ、安全性、アップグレード性などの面で優れた性能を発揮し、CBDCの基盤候補として期待されているブロックチェーンプラットフォームです。今後の動向に注目が集まります。
令和2年5月の資金決済法改正により、「仮想通貨」から「暗号資産」に法令上の呼称が変更されています。ですが、本記事では伝わりやすさを考慮し、ビットコインなど通貨として扱われているものは『仮想通貨』と呼んでおります。ご了承ください
テゾス(XTZ)の概要
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | Tezos(テゾス) |
シンボル・通貨単位 | XTZ |
時価総額ランキング | 61位・約1208億円(2023年11月現在) |
発行上限 | なし |
購入できる場所 | GMOコイン |
公式サイト | https://tezos.com/ |
テゾスは、2017年にローンチされた、スマートコントラクトや分散型アプリケーション(DApps)の開発に適したブロックチェーンプラットフォームです。独自の技術を採用しており、スケーラビリティや安全性、アップグレード性などの面で優れた性能を発揮することが期待されています。
テゾス(XTZ)の特徴
- LPoS(リキッド・プルーフ・オブ・ステーク)
- 形式検証(フォーマル・ベリフィケーション)
- ハードフォークを必要としない
- ベーキングシステム
LPoS(リキッド・プルーフ・オブ・ステーク)
テゾスのコンセンサスアルゴリズムであるLPoS(リキッド・プルーフ・オブ・ステーク)は、ステーキングしたテゾスを流動的に利用できる点が特徴です。LPoSでは、ステーキングしたテゾスは、ステーキングプールに参加することによって、ネットワークのセキュリティを担保しながら、貸出や取引などにも利用することができます。
この仕組みにより、テゾスは、ステーキングによるインセンティブと、流動性の両方を実現しています。また、ステーキングプールに参加することで、誰でも簡単にステーキングに参加できるようになり、ネットワークの民主化にも貢献しています。
形式検証(フォーマル・ベリフィケーション)
テゾスのスマートコントラクトは、形式検証(フォーマル・ベリフィケーション)と呼ばれる技術によって検証されています。形式検証とは、コンピュータープログラムの正しさを数学的に証明する技術です。
テゾスでは、スマートコントラクトのソースコードを形式検証によって検証することで、バグや脆弱性を排除し、安全性を高めています。また、スマートコントラクトのコードは、誰でも確認できるようになっているため、透明性も確保されています。
ハードフォークを必要としない
テゾスでは、ハードフォークを必要としないアップデートシステムを採用しています。ハードフォークとは、ブロックチェーンの仕様を変更するために必要なアップデートです。
ハードフォークを実施すると、互換性の問題が発生する可能性があるため、慎重な検討が必要となります(過去にはイーサリアムの分裂など、転換点になった仮想通貨もありました)
テゾスのアップデートシステムでは、新しい仕様を段階的に導入することで、ハードフォークなしにアップデートを行うことができます。これにより、柔軟なアップデートが可能となり、ブロックチェーンのセキュリティや機能性を向上させることができます。
ベーキングシステム
テゾスのネットワークでは、LPoSによって選出された「ベーカ」と呼ばれる人たちが、ブロックの生成と承認を担っています。ベーカは、ステーキングしたテゾスを担保として提供することによって、ブロックを生成することができます。
ベーカは、ブロックの生成によって報酬を得ることができます。また、ベーカになることで、テゾスネットワークのセキュリティを担保し、ネットワークの民主化に貢献することができます。
テゾス(XTZ)のチャート・価格推移
テゾスの価格は、2017年末に1,400円という高値を記録し、その後急落しましたが、2021年10月には再び960円を超えるなど、変動が激しい特徴があります。特に、2017年と2021年には見せた大きな価格上昇は目を引きます。
テゾスは分散型金融(DeFi)やWeb3.0などの分野で注目を集めています。2020年11月にはスマートコントラクトの手数料を大幅に削減し、2021年4月には欧州の大手金融機関がテゾスブロックチェーンでセキュリティトークンを発行するなど、実用的な進展が見られます。
現在は200円を下回ったところで推移していますが、動向に注目が集まることで、価格上昇が期待できます。
テゾス(XTZ)の将来性
テゾスは、スケーラビリティや安全性、アップグレード性などの面で優れた性能を発揮することが期待されています。具体的には、以下の分野での活用が期待されています。
- 金融:DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)など
- ビジネス:企業間の取引やサプライチェーン管理などの分野
- 行政:行政手続きや投票などの分野
よく見かけるアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨:イーサリアムなど)は、NFTやゲームなどのエンターテインメント分野に利用されるケースが多いです。テゾスは、まだまだ発展途上のプロジェクトですが、それらのアルトコインと異なり、金融・ビジネス、そして政治という僕たちの生活に直結する部分にアプローチしています。
生活に必要不可欠な内容ですので、これらの分野で活躍する可能性は非常に高いと考えられます。今後のさらなる発展に期待したいところですね。
注目すべき3つのポイント
- フランス中央銀行による実証実験
- ステーキングサービスの影響
- ESG投資
フランス中央銀行による実証実験
2022年7月、フランス中央銀行は、テゾスブロックチェーンを使用したデジタル法定通貨(CBDC)の実証実験を開始しました。これは、CBDCの実現に向けた重要な取り組みとして注目されています。
実証実験では、テゾスのスケーラビリティや安全性が評価されており、CBDCの基盤として採用される可能性も指摘されています。
ステーキングサービスの影響
テゾスでは、ステーキングに参加することで、XTZの保有量に応じた報酬を得ることができます。
ステーキングサービスの普及により、テゾスのネットワークのセキュリティが向上し、さらに多くのユーザーや企業がテゾスを利用することが期待されています。
ESG投資
テゾスは、環境に配慮したブロックチェーンとして注目されています。テゾスのブロックチェーンでは、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)と呼ばれるコンセンサスアルゴリズムが採用されておらず、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)と呼ばれるコンセンサスアルゴリズムが採用されています。
PoWでは、大量の電力消費が発生しますが、PoSでは、ステーキングしたXTZを担保として提供することで、ブロックの生成に参加することができます。そのため、PoWよりも環境負荷が少ないと考えられています。
これらのことから、テゾスは、ESG投資の対象として注目を集めています。
テゾス(XTZ)のステーキング
- GMOコインに口座を開設する(簡単・最短10分)
- GMOコインに入金し、テゾスを購入する
- テゾスを保有し続ける、それだけ
テゾスはGMOコインで取り扱われています(販売所のみ)。GMOコインは入出金手数料無料で、仮想通貨(暗号資産)の送金手数料が無料です。
テゾスの保有するメリット
- 特別な手続きはなく、テゾスを購入し、保有しているだけでステーキング報酬の対象になる
- ステーキングの利率は2.1~4.3%。毎月報酬が配布される
口座開設から実際にテゾスを購入するところまでやってみますね!
GMOコインの口座開設方法
GMOコインにアクセス
メールアドレスを登録します
登録したメールアドレスに口座開設用のリンクが送付されます。スマートフォンでもパソコンでもどちらでも可能です(個人情報登録、本人確認書類の送付を考えると、スマートフォンが楽です)
※Facebookも連携可能ですが、アプリのアカウント連携は、連携アプリの不具合や連携がうまくいかなかったときが面倒ですので、個人的にはおススメしません。
口座開設用URLを受信
口座開設用URLのメールを受信したら、リンクをクリックして「パスワード設定画面」に移動します。登録したメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。
電話番号による認証
SMSを受信できる電話(スマートフォン)の番号を入力し、受信した2段階認証コード(6桁)を入力します。
個人情報の入力に進みます
どんどん入力していきましょう!
口座開設の動機、取引目的の確認です
同意確認後、本人確認に進みます
画面の指示に従って撮影を行います
私の免許証が映っていますのでコアラの画像をお楽しみください。
裏面~本人の顔写真撮影
顔写真撮影完了で、開設申し込み完了になります
口座開設手続きの進捗は一番右の画面で確認できます。本人確認手続きが「完了」になると、登録したメールアドレスに「口座開設コード」が届きます(写真不鮮明などの問題がなければ本当に10分足らずで完了します!)
口座開設コードを登録
口座開設コードを登録すると、再度SMS認証があります(コード受信者、コード登録者が本人であることを確認するため)
口座開設完了です
お疲れさまでした!ここまでできたら、次はテゾスを買う流れに
進みましょう!
GMOコインの入金~取引
実際に入金から取引まではどんな感じの流れに
なるんですか?
実際に取引してみますね
GMOコインの入出金について
住信SBIネット銀行、PayPay銀行、ゆうちょ銀行
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行
上記以外の銀行は「即時入金」が利用できません。「GMOあおぞらネット銀行」に開設された口座あてに入金します(手数料が発生します)
便利で手数料がかからない即時入金がおススメですが、
無理に口座開設せず、使いやすい方法をとりましょう!
取引所でテゾスの買い注文を出します
テゾスのステーキングに関するQ&A
まとめ:テゾス(XTZ)の将来性は明るい
今回は仮想通貨テゾスを紹介しました。
NFTアートやWeb3ゲームでの利用などエンターテインメント性を強調した仮想通貨や、イーサリアムを補完する仮想通貨をこれまで多く取り上げてきました。
ですが、今回取り上げたテゾスは「金融・ビジネス・政治」という僕たちの生活に必要不可欠な分野に取り組むプロジェクトであり、将来性という点で、堅実さも爆発力も期待できる仮想通貨といえます。
GMOコインならテゾスを保有しているだけでステーキング報酬を得ることができます。ビットコインの半減期を控え、仮想通貨全体の値上がりも期待できる今のうちに、テゾスを入手してみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。